半世紀ぶりの修学旅行
小学校6年生の時の修学旅行を覚えていますか。
岐阜の方は多分、京都・奈良に行ったと思います。
その時の楽しかった事を思い出そうと、まだ元気で歩ける母親と従弟夫婦を連れて
4人で一泊旅行に行ってきました。
まず最初に向かったのは、岐阜から近いようで遠い奈良の法隆寺へ。
名阪ルートで約3時間かかりました。
日本最初の世界遺産登録の法隆寺、参道からの眺め、伽藍(がらん)の配置が素晴らしい。


メインはやはり五重の塔と金堂(こんどう)
高さは30m有るそうで、世界最古の 木造建築です。

宝物には教科書にも載っていた「玉虫の厨子(たまむしのずし)」とか、
「百済観音像(くだらかんのんぞう)」とかが展示してあります。
ただ、撮影禁止で残念でした。
そこから少し歩いて八角形の「夢殿」へ

ここには聖徳太子が安置されているそうです。
昔の一万円札をお持ちの方は見てみて下さい。
次に向かったのは、薬師寺。
私は今回初めて訪れました。
ここは天武天皇が西暦680年に建立、ここも全ての建物が凄く綺麗。


中には薬師三尊像、「薬師如来、日光菩薩、月光菩薩」 が安置されています。
人々の健康を祈ってくれる仏様、手を合わせます。


そこを通り抜けて大仏殿へ。
まずはその建物の大きさ、スケールが凄い。
幅は約57m、高さは約48mとか。

東大寺大仏殿
いよいよ大仏様とご対面。何と言う大きさか。


どうやって造ったのだろうか、感動しながら大仏さまを後にしました。
二日目は京都へ。
宇治市に有る平等院鳳凰堂です。ここは極楽浄土をテーマにしています。
左右対称で、全ての物に平等で有る事。
十円玉の裏側に刻印されていますので是非見てみて下さい。
屋根の上にいる鳳凰、別名フェニックス・不死鳥・火の鳥とも。
不老不死の鳥です。


ミュージアムの展示も最高でした。
以前に屋根の上に乗っていた鳳凰が最高でミュージアムに展示してあったのですが、ここも撮影禁止で残念。
また、機会が有れば行きたい所です。
次は京都市内に入り、二条城へ。
徳川家がいかに権力と財力が有ったのかを見せつけられる様な感じでした。
周りには急に海外からの観光客が増えてきました。さすが京都。
中はいくつ有るのか分からないほどの広間、襖絵は松と虎がいっぱいでした。
そして今回〝半世紀ぶりの修学旅行”の最後に行く予定で楽しみにしていた清水寺は…
京都で一番の人気スポットなのか、すごい人の数、駐車場もどこも満車。
今回は泣く泣く断念しました。
清水の舞台に立ってみたかったのに。
また機会が有れば訪れてみたいと思った奈良と京都の旅でした。
投稿 F.S.
豊かな実りを願って☆



